感情を表に出す習慣
2015-09-07 16:56:01
「心穏やかに過ごす」というのは、いかにも健康的です。できるだけストレスを溜めないように。リラックスリラックス。怒るなんてもってのほか。穏やかに穏やかに。
……果たしてそうでしょうか? 確かに、穏やかに過ごす時間もあってもいいかもしれません。しかし、感情的に過ごす時間も同じくらい必要なのではないでしょうか?
人間には喜怒哀楽という感情があります。人間に備わったあらゆる機能、筋肉や頭脳や、その他もろもろは、使わないでいると徐々に衰えていきます。ということは、喜怒哀楽という感情も使わなければ、それを司る脳や神経は衰えていくということです。
しかし周囲の人に感情をぶつけていては、大変なことになってしまいます。そこで活用したいのが、映画やドラマ、漫画や本、音楽などです。
たとえばホラー映画で恐怖を感じて「ドキッ!!」とするのは、脳に刺激を与え、アドレナリンが分泌され、たまにであれば健康にいいことなのです。恐怖にストレスを感じる人もいるかもしれませんが、瞬間的なストレスはむしろ健康を促進します。
ドキュメンタリーの映画やテレビ番組を観て、地球が抱える問題に直面してみましょう。人間による環境破壊、滅びゆく自然の姿などに、やり場のない怒りが沸き起こるかもしれません。その怒りの感情は、健康に良いのです。普段から怒りっぽい人は必要ありませんが、「めったに怒らない」という人は、たまには怒ってみましょう。
もちろん「笑う」というのは、最も健康に良い感情です。日本のお笑い番組を観ていても笑えないという人は、海外のコメディを観てみたり、たまにはお笑い芸人のコントDVDを観てみたら、意外にも大笑いできるかもしれませんよ?
「泣く」というのも、ストレス発散などに大きな効果があると聞いたことがあるでしょう。そもそも涙を流すなどの体液を分泌する行為は、体の代謝を促します。泣ける映画を観て、泣ける音楽を聴いて、どんどん泣きましょう。
穏やかに生きすぎて感情を表に出していないという方、感情を発散することも習慣の一つに取り入れてみてはいかがでしょうか。
名前 : Mina
年齢 : 35歳
出身 : 東京都
趣味 : 健康維持